モーブ(Mauve)の色見本

モーブ(Mauve)の色見本・カラーコード

~ 世界の伝統色「紫系の色」~

モーブの色情報
色名・由来・カラーコード

色の名前モーブ
読み / 綴りmauve
由来 / 概要葵の花の色
系統色名st-rP (強い赤みの紫)
マンセル値5P 4.5/9
webcolor#915da3
RGB R(赤):145 
G(緑):93 
B(青):163
CMYK C(シアン):50 
M(マゼンタ):70 
Y(イエロー):0 
K(ブラック):0

モーブ(mauve)

モーブとは葵(アオイ)の花のことです。

この色は1856年に偶然発明された、人類初の化学染料として有名です。

発明したのはイギリスのウィリアム・パーキン(当時18)で、この染料をフランス語で葵を意味する「Mauvein(モーヴェイン)」と名づけました。

それまで貝から採取される天然染料の紫はとても高価なものでしたが、モーヴの誕生で徐々に一般にも使える色となっていきました。

パーキンはモーブの発明後、この染料の特許を取得し、1857年にはこの染料を製造する工場を設立しています。

主な参考文献

前作「色の名前事典507」に新たに12色が加わり519色になりました。RGBやCMYKなどの値も少し変わっています。