日本の伝統色
「緑系の色」一覧
日本の伝統色一覧から「緑系の色」の種類を紹介します。
- 萌葱色 (もえぎいろ)暗い緑/萌え出た葱の芽の色
- 緑 (みどり)明るい緑/光の三原色のひとつ。「瑞々しい (みずみずしい)」が語源
- 浅緑 (あさみどり)やわらかい黄みの緑/少し薄めの緑色
- 深緑 (ふかみどり)濃い緑/少し濃いめの緑色
- 若緑 (わかみどり)薄い黄みの緑/少し明るい緑色
- 薄緑 (うすみどり)薄い緑/若緑よりさらに薄い緑色 (淡緑)
- 暗緑色 (あんりょくしょく)暗い緑/深緑よりさらに暗い緑色
- 灰緑 (はいみどり)灰みの緑/灰色がかった緑色
- 黄緑 (きみどり)鮮やかな黄緑/緑と黄色の中間色
- 青緑 (あおみどり)鮮やかな青緑/緑と青の中間色
- 草色 (くさいろ)くすんだ黄緑/草のようなくすんだ黄緑色
- 若草色 (わかくさいろ)鮮やかな黄緑/芽吹いたばかりの草の色
- 千草色 (ちぐさいろ)明るい灰みの青みの緑/千の草=多種類の草の色
- 萌黄 (もえぎ)強い黄緑/木々が萌え出す時期の強い黄緑 (萌木)
- 若葉色 (わかばいろ)やわらかい黄緑/若葉があふれる頃のやわらかい黄緑
- 苗色 (なえいろ)やわらかい黄緑/田んぼの稲の苗の色
- 若苗色 (わかなえいろ)強い黄緑/稲の苗の色に由来
- 麹塵 (きくじん)灰みの黄緑/麹カビのような灰みの黄緑色
- 青竹色 (あおたけいろ)やわらかい青緑/成長した竹のような青緑
- 若竹色 (わかたけいろ)強い緑/若い竹の幹のような色
- 老竹色 (おいたけいろ)くすんだ黄緑/年月が経った竹のような色
- 柳色 (やなぎいろ)やわらかい黄緑/柳の葉のような色
- 裏葉柳 (うらばやなぎ)ごく薄い黄みの緑/柳の葉の裏のような色
- 木賊色 (とくさいろ)くすんだ青みの緑/木賊の茎のような色
- 苔色 (こけいろ)くすんだ黄緑/苔のようなくすんだ色
- 海松色 (みるいろ)暗い灰みの黄緑/海松という海藻の色
- 常磐色 (ときわいろ)濃い緑/常磐=松や杉のような常緑樹
- 千歳緑 (ちとせみどり)暗い灰みの緑/千年生きる松葉のような色
- 松葉色 (まつばいろ)くすんだ黄緑/松の葉のような色
- 青磁色 (せいじいろ)やわらかい青みの緑/中国の青磁器の色
- 抹茶色 (まっちゃいろ)やわらかい黄緑/抹茶の粉のような色
- 山葵色 (わさびいろ)やわらかい黄緑/すりおろした山葵の色
- 緑青色 (ろくしょういろ)くすんだ緑/銅の錆の色
- 白緑 (びゃくろく)ごく薄い緑/岩絵の具の岩緑青が由来
- 青丹 (あおに)くすんだ黄緑/青黒い土由来の顔料の色
- 鶯色 (うぐいすいろ)くすんだ黄緑/鶯(ウグイス)の羽の色
- 鶸色 (ひわいろ)やわらかい黄緑/鶸(ヒワ)の羽の色
- 青白橡 (あおしろつるばみ)/橡を染料に用いたものではない特殊な色名