茜色(あかねいろ)の色見本・カラーコード
~ 日本の伝統色「赤系の色」~
茜色の色情報
色名・由来・カラーコード
色の名前 | 茜色 |
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読み / 綴り | あかねいろ |
由来 / 概要 | 茜染のようなくすんだ黄赤色 |
系統色名 | dp-R (濃い赤) |
マンセル値 | 4R 3.5/11 |
webcolor | #b7282d |
RGB |
R(赤):183 G(緑):40 B(青):45 |
CMYK |
C(シアン):0 M(マゼンタ):90 Y(イエロー):70 K(ブラック):30 |
茜色(あかねいろ)
茜色はアカネの根で染める茜染(あかねぞめ)のようなくすんだ黄赤色で、茜染(あいぞめ)と並んで世界で最も古い染料のひとつです。
アカネはもともと、赤根(あかね)=根が赤いことからその名前がつけられた植物で、根に含まれるアリザリンという赤系色素を利用して染色します。
茜色の歴史は古く『魏志倭人伝』にも「邪馬台国の卑弥呼が魏の皇帝から茜色の絹を送られた」という内容の記述があります。
日本に伝わったのは東洋アカネで染められた色ですが、日本原産のアカネは特に日本アカネとよばれます。
日本アカネで染めた色は、外国産のアカネと比べて黄色みを帯びるのが特徴です。
茜色は染色に工数がかかるため、江戸時代には蘇芳(すおう)で代用した似茜(にせあかね)が出回りました。
アカネは英語でマダー(Madder)といいます。
世界の茜色の呼び方
日 ■茜色(あかねいろ): 濃い赤
英 ■ローズマダー(Rose Madder): 濃い紫みの赤
仏 ■ガランス(Garance): 鮮やかな赤