グール(Gueules)の色見本

グール(Gueules)の色見本・カラーコード

~ フランスの伝統色「赤系の色」~

グールの色情報
色名・由来・カラーコード

色の名前グール
読み / 綴りGueules
由来 / 概要中世の紋章の赤色
系統色名vv-yR (鮮やかな黄みの赤)
マンセル値6.5R 5/12
webcolor#e7292d
RGB R(赤):231 
G(緑):41 
B(青):45
CMYK C(シアン):0 
M(マゼンタ):94 
Y(イエロー):81 
K(ブラック):0

グール(Gueules)

グール(またはギュールズ)とは、中世ヨーロッパの紋章に用いられた鮮やかな赤色のことです。

紋章はもともと、鋼鉄製のい兜をかぶって顔が隠れた騎士や貴族を、戦場で識別するためのものでした。そのため、紋章に使用できる色は識別しやすい色に限定されていました。

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紋章学入門

紋章に使われた色は、まず「金属色」の「オール(Or:金色)」と「アージェント(Argent:銀色)」。これらは黄色と白で代用されることもありました。

それとも「原色」の
・グール(Gueules:赤)
・アジュール(Azur:青)
・パーピュア(Purpure:紫)
・ヴェール(Vert:緑)
・サーブル(Sable:黒)
の5色です。

主な参考文献

フランスの文化が生んだ250色を、色の名前と由来、それにまつわる写真で美しく綴ります。