おすすめの初心者向け色鉛筆の練習本
色鉛筆は誰でも使いやすく、気軽に色彩表現を楽しめるおすすめのアートです。
初心者向けの練習本もたくさん出ていますが、大きくは画風とモチーフで分類することができます。
画風は絵本のような可愛い画風と、写真のようなリアルな画風に分かれます。
絵のモチーフは、動物・植物・人物・食べ物・雑貨・風景などが多く、全体的に練習する本と、動物・花などテーマをしぼって練習する本に分かれます。
まずは自分が色鉛筆で描いてみたい、画風やモチーフを練習できる本から始めるのがおすすめです。
描き込み式 色鉛筆ワークブック
ぬり絵のような描き込み式で、色鉛筆の使い方を練習できる本です。
色鉛筆を均一にぬる方法や、混色・グラデーションの方法、さらに、立体感や金属・ガラスなどの質感を出す方法など、基礎から実用的なぬり方までていねいに紹介されています。
絵が苦手な初心者でも、色鉛筆の基本的な使い方をきちんと学ぶことができる本です。
著者/河合ひとみ
出版社/誠文堂新光社
発売日/2017/6/7
12色の色鉛筆で描くちいさなイラスト手習い帖
色鉛筆らしい、やさしい色合いの絵が満載の練習本です。
お花や雑貨、食べ物、動物、子どもなど、小さなモチーフから順番に練習していき、最後にはそれぞれの絵を組合わせて、絵本のような世界を描けるようになります。
色鉛筆は無印良品の色鉛筆が使われています。(リンクは60本セットですが、本書で紹介されているのは12本セットです)
著者/Atelier RiLi
出版社/インプレス
発売日/2021/2/12
どうぶつのかたち練習帖
こちらは、色鉛筆というより鉛筆で動物を描けるようになるレッスン本です。秋草愛さんのリアルでかわいい動物の描き方が細かな手順で紹介されています。
著者/秋草 愛
出版社/パイインターナショナル
発売日/2019/3/11
色鉛筆での描き方はそれぞれの本があり、どれもおすすめです。
・色えんぴつでかわいい動物
・色えんぴつでかわいい水の生き物
・色えんぴつでかわいい鳥たち
水彩色鉛筆とペンで描く 大人のお絵描き上達レッスン
めずらしくて貴重な、水彩色鉛筆の初心者向けレッスン本です。
ペンで描いた絵に、水彩色鉛筆で色をつけ、水筆でなじませることで、水彩画のような絵を簡単に描けるようになります。
水彩色鉛筆の使い方だけでなく、鉛筆を使った絵の下書きと、ペン入れの仕方も学べるので、線画を描く練習にもなります。
画材は、ステッドラーの水彩色鉛筆48色セットと、便利な水筆(ウォーターブラシ)、水を使ってもにじみにくいピグメントライナーなどが紹介されています。
著者/かわいみな
出版社/ソシム
発売日/2018/4/20
3色から始める 描こう!リアル色鉛筆
初心者には難しそうなリアル色鉛筆の描き方を、動画つきで丁寧に教えてくれる本です。
ポイントは各絵を3~5色で描けるところ。赤+黄色でオレンジや、青+黄色で緑など、色と色を合わせて自由に色を作る方法を学ぶことができます。
初心者でも取り組みやすい小さめの作品ばかりなのと、50本のレッスン動画も合わせて見ることができるので、リアル色鉛筆の入門におすすめの本です。
レッスンではファーバーカステルのポリクロモス色鉛筆が使われています。(入手が難しい場合は、三菱鉛筆 色鉛筆No.880でも代用可能だそうです)
使う色は全部で、赤・青・黄・黒・灰色・白・茶・赤茶・赤紫の9色なので、単色でそろえるか、24色セットなら全ての色が入っています。
著者/三上詩絵
出版社/日貿出版社
発売日/2021/2/23
参考文献・おすすめ商品
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