誕生色(バースデーカラー)とは?カラーストロロジーについて
誕生色(バースデーカラー)とは、誕生日から自分の色や性格、他人との相性などがわかる占いの一種です。
色彩論と占星術・カバラ数秘術などを組み合わせ、1年の366日に1色ずつの色が導き出されます。
誕生色にはいくつかの説がありますが、当サイトでは占星術に色のパワーを織り込んだ「カラーストロロジー」の誕生色をベースに紹介しています。
カラーストロロジーとは
カラーストロロジー(Colorstrology)とは、「色彩論(Color:カラー)」と「占星術(Astrology:アストロロジー)」を組み合わせたもので、ニューヨーク在住の占星術師ミシェル・バーンハート(Michele Bernhardt)氏が提唱した概念です。
すべての誕生日には、それぞれ異なる可能性(長所・短所・才能・課題など)が秘められており、その日に生まれた人の性格や人生を方向づける要因になると考えられます。
占星術や数秘術から導き出される誕生日ごとの性質を、象徴的に映し出したものがカラーストロロジーの誕生色「パーソナルカラー」です。
☆カラーストロロジーでは誕生色をパーソナルカラーとよびますが、現在普及しているパーソナルカラー(自分の肌や目や髪、雰囲気に似合う色)と区別するため、当サイトでは誕生色やバースデーカラーとよんでいます。
誕生色の種類とちがい
誕生日や暦の色にはいくつかの種類があり、ベースとなる理論によって各日の色が異なります。
当サイトでは、色の選定や内容にもっとも納得できたカラーストロロジーの誕生色を扱っていますが、どの色がしっくりくるかは人によって異なると思います。
ここでは3種類の誕生色・暦の色の特徴とちがいを紹介しましょう。
カラーストロロジーの「誕生色」の特徴
これまで紹介してきたように、カラーストロロジーの誕生色は、色彩論や占星術・カバラ数秘術などがベースとなっています。
カラーストロロジーの最大の特徴は、世界標準の色見本「PANTONE(パントン/パントーン)」の色を取り入れているところです。
誕生日の特徴を表す色として一番おすすめなのですが、唯一の難点は、PANTONEカラーで表される誕生色が、日本であまりなじみのない色名が多いことです。
色の秘密の「誕生色」の特徴
日本生まれの誕生色として、2006年に発刊された「色の秘密」366日 誕生色事典という野村順一氏の本があります。
色の秘密では、日本の伝統色や一般的な色名を使って各日の誕生色とその特性が紹介されていてわかりやすいです。
色の秘密では、生まれ持った「誕生色」と、自分らしさを表し成長とともに変わる「自分色(アイデンティティカラー)」を分けており、誕生色は自分色のルーツとなっています。
こちらの難点は、誕生色の解説の元が「著者の長年の色彩研究の成果と膨大なデータ」と何だかはっきりしないところです。また、色の選定や内容、色名に対する色の色みなどが、私の感覚とは合わところがあります。
「365日にっぽんのいろ図鑑」の特徴
カレンダーの会社様が作成している「暦生活」というコンテンツの一部であり、人気の本です。
季節に合わせた日本の伝統色を1日1色365色、色名の由来や色にまつわる物語を写真とともに紹介されています。
日本人の感覚にマッチした色と内容で、おすすめの本です。
コンテンツの目的がちがうので仕方がないのですが、誕生色として扱おうとすると、自分の色という感覚になりにくいのが難点です。
自分が生まれた日の「暦の色」として、誕生色と合わせて参照するといいと思います。