カラーセラピーの種類と学び方
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カラーセラピーにはたくさんの種類がありますが、カラーボトル系とアートセラピー系、リュッシャーカラーテストが有名です。
それぞれのセラピーに認定講座があり、終了することで資格を得ることができます。
ここでは代表的なカラーセラピーの特徴とメリット・デメリット、そして資格を取るための学び方を紹介します。
オーラソーマ
オーラソーマは、1983年にイギリスのヴィッキー・ウォールが開発したカラーセラピーです。
上下2色に分かれた四角いボトルが特徴で、カラーセラピーの世界で一般的となっているカラーボトル系セラピーの原点ともいえます。
光があたるように並べられた114本のカラーボトルはとても美しく、その色彩は見た人を引き込む魅力があります。
オーラソーマのセッションでは、114本のカラーボトルから4本のボトルを選び、ボトルの意味と選んだ順番から、色のメッセージを読み解きます。
オーラソーマのボトルの中身は単なる液体ではありません。
アロマやハーブ、クリスタルの成分が含まれており、ボトルの中身を使って、オーラやチャクラの働きを整える使い方もできます。
メリット
・本家大元なので信頼性が高い
・100本以上のボトルを使った本格的なセッションができる
・カラーだけでなく、アロマやチャクラ、クリスタルなど、アプローチの幅が広い
デメリット
・習得と開業のコストが高めである
・オーラやヒーリングなどスピリチュアルの色が濃く、避けられることもある
学び方
英国オーラソーマアカデミーが認定した資格講座があります。各地のサロンやスクールで講座が開かれています。
オーラライト・アヴァターラなど
オーラソーマから派生したオーラライトやアヴァターラ、カナダ生まれのセンセーションなど、オーラソーマ以外にもカラーボトルを使ったカラーセラピーがあります。
オーラライトは、80本の上下2層のまるいボトルが特徴的。スピリチュアルの傾向が強いオーラソーマとはちがい、色彩心理に重点を置いたロジカルなセラピーです。
アヴァターラは、52本の上下2層の細長いボトルが特徴的。化粧品のようなおしゃれなボトルは持ち運びにも便利です。
センセーションは、12本の3層に分かれたボトルが特徴的。中国の五行思想を取り入れた個性的なセラピーです。
メリット
・ボトルの数や形状など、自分のスタイルにあったものを選べる
・ボトルの数の少ないものは持ち運びも便利で、カラーセラピーのファーストステップとして最適
デメリット
・オーラソーマをまねた亜流というイメージが強い
・色やボトルの数が少ないものは簡易的と見られやすい
学び方
各地のサロンやスクールで認定講座が開かれています。
TCカラーセラピー
TCカラーセラピーは1994年にできた、日本生まれのカラーセラピーです。
色を不思議なものやスピリチュアルなものとして扱うのではなく、色彩心理をベースに開発された誰にでも馴染みやすいカラーセラピーです。
わかりやすいシステムと、一日で資格が取れる気軽さが人気で、急速にセラピスト数が増えています。
メリット
・一日の受講でマイボトルが手に入り、資格も取れる
・ボトルの数が少なく持ち運びに便利
・マニュアルが充実していてわかりやすい
デメリット
・セラピストが多く差別化がむずかしい
・資格をとるのは簡単だが、それだけで開業するのはむずかしい
学び方
株式会社トゥルーカラーズが企画開発しており、全国セミナーも頻繁に開催されています。
各地のサロンやスクールでも学ぶことができます。
アートセラピー系
アートセラピーでは無意識の感情を自由に表現することにより、洞察や浄化の効果をもたらします。
色は言葉よりも感情との結びつきがつよく、アートセラピーでも色の効果がよく表れます。
アートになじみがない方がいきなり自由に絵を描くというのは難しいので、色彩セラピーの導入では希望のテーマにそったぬりえを使われることがあります。
自分の状態を把握したり、ネガティブな感情を発散したり、理想の自分をみつけたり・・・テーマに合わせたぬりえを楽しみながら、色を通して自分を見直すセラピーです。
メリット
・色を表現すること自体に癒やしの効果がある
・希望のテーマにそったぬりえがあるので、カウンセリングにつなげやすい
デメリット
・ぬりえは子どもがするものというイメージを持たれやすい
・ぬりえをそろえるコストがかかる
学び方
東京の色彩学校やたのまなの通信講座ぬり絵カラーセラピスト養成講座で学ぶことができます。
リュッシャーカラーテスト
リュッシャーカラーテストは、1974年にスイスの心理学者マックス・リュッシャーが発表した、分析的カラー診断法です。
色彩心理をベースにした心理テスト&カウンセリングのカラーシステムで、メンタルケアや自己分析・人材育成にも活用されている正統派のカラーセラピーです。
恋愛関係に焦点をあてた「カラーズ・オブ・ラブ」や、立方体を使った「リュッシャーキューブテスト」などの個性的なコースもあります。
メリット
・心理学をベースにしており、理論がしっかりしている
・色の意味と診断方法だけじゃなくカウンセリングも学べる
デメリット
・認知度が低い
・むずかしいイメージを持たれやすい
学び方
各地の認定校やカラーサロンで学ぶことができます。
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